outlookの「予定表の追加」で登録した予定表たちを(無理矢理)移植する
概要
- outlook予定表の設定を既定の.pstファイルに保存していたが、別ファイル(.ost)へ変更することになった。使っていた.pstファイルには、共有のアドレス帳から追加した他人の予定表が50件近く入っていた。
- インポートメニューからは色々やっても引き継げなかった。
- 正攻法が見つからなかったので、後述の様に(かなり無理矢理)アドレスリストを作って、一括登録した。
- 予定表グループや並び順は復元できなかったので、手動編集した。
詳細
まず、 C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Outlook\16 を開いて確認する。隠しフォルダなので、見つからなかったらエクスプローラの設定を確認する。「outlook\16」部分はOffice 2019固有だと思うので、別のバージョンでは違うかもしれない。
このフォルダの中に「AutoD.<アカウント名>.xml」というファイルがある*1。不要なファイルもあるが、多くのファイル名が「予定表」に登録しているアカウント名と一致している。
このファイル名からをテキストにして使ってしまえばいい、という話。
手順
> dir /A H /b C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Outlook\16 > namelist.txt
- 出力した namelist.txtには、ファイル名の一覧が入っている。
- テキストエディタで「AutoD.」と「.xml」を一括置換して、アカウント名部分だけ残す。
- 不要なアカウント名の行は手作業で消す(これは予定表の追加後ででもよい。)。
- 予定表「予定表の追加」→「アドレス帳から」で、編集したテキストファイルを貼り付ける。
この方法だと予定表グループや並び順はぐちゃぐちゃになるので、グループや整列は自力で行う。